SSS注入ポンプが動かなくなった時の対処法

SSS注入ポンプが動かなくなった時の対処法

時間を置いてから注入ポンプを使って作業をする際、ポンプがうまく動かなくなるということがよくあります。
そんな時は注入ポンプの中で古いボンドが固まっていることによる詰まりが考えられます。
今回はその注入ポンプの詰まりの対処法についてご説明します。

 

詰まった場所を探す

まずはボンドが詰まった場所を探します。
下図のように注入ポンプの付属部品をすべて取り外します。
※ダブルタップして拡大できます

取り外しが終わったら次のポイントを確認しましょう。

ノズル

ノズルには浮き注入用ノズルとひび割れ注入プラグ用ストレートノズルがあります。
両方のノズル共に途中にボンドが残る場合があります。
細い棒や専用ブラシを使って詰まっていないかどうか確認しましょう。

ピストン部分

ヘッドとハンドルを取り外しピストンの穴、ボンド取り付け穴を確認しましょう。

ジョイント部分

ノズルとポンプヘッド部分をつなぐ場所に六角ジョイントナットがあります。
ボールやスプリング、Oリングが納まる部分でボンドが残りやすい場所です。

 

固まったボンドを除去する

場所の確認ができたら固まったボンドの除去を行いましょう。
固まったボンドの除去方法

トーチバーナーで溶かす

ボンドは高温のトーチバーナーで炙ると柔らかくなります。
※バーナーの取り扱いには注意してください。
※などの近く、ポンプに溶剤が残った状態では行わないでください。
※消火器を準備、保護具を使用して火傷には十分注意してください。

専用溶剤で洗う

ボンドが柔らかくなったら細い棒などで固まったボンドを取り除いてください。
取り除いたら専用溶剤で溶かしながらよく洗浄してください。

ウエスで拭き取る

ウエス等を使い、ボンド、溶剤分が残らないようキレイに拭き取ってください。
最後に締め付け部やストローク部分に注油するのを忘れないようにしましょう。

 

 

注入ポンプを組み立てる

ボンドの除去が出来たら注入ポンプを組み立てます。
特にボールやスプリング、Oリングなど細かい部品の取り付け忘れが無いように注意してください。

 

以上が固まったボンドの除去方法になります。

ボンドがポンプの中で少量でも残ってしまうと固まったボンドの除去作業はとても大変な作業になります。
面倒かもしれませんが注入作業が終わったら順序よく分解し毎回キレイに洗浄するようにしましょう。
洗浄後の注油

注入ポンプ、SSSボンド、注入方法等について質問、相談ありましたら遠慮無くお問い合わせください。

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